チームの和

6年生公式戦。

公式戦では試合に対してエントリー出来る選手数が16名と決まっています。

今年のチームは常に20名前後の選手が公式戦に参加してくれています。

毎試合、ベンチに入れない選手が数名出てしまいます。

毎試合、誰をエントリーメンバーとして登録するかを決めるのが僕の仕事の一つです。

これは辛い仕事です。

実際、ベンチに入る選手、ベンチに入れない選手とでは、試合・練習に対して意識やモチベーションに差が出てきてしまい、チームの和を乱す行為をとってしまう事が過去にはありました。

そんな時は練習の時からチーム分けを行ったりして、チーム力が落ちないようにしたりします。

しかし、今年のチームは常に全員で練習を行い、可能な限り、チーム全員で活動に取り組んでいます。

チーム・仲間に対しての絆の深さを感じるからです。

素晴らしい事だと思いますし、保護者の皆様の理解に感謝です。

ここ1〜2週間は特にチームの雰囲気が良く、内容が濃い練習が出来ています。

僕も口うるさく指示をする事が少なく、選手達自身もチームや自分の現状に充実しているのではないかなと思います。

分かってほしい事は、試合に出れなかったり、メンバーから外れても、ひたむきに自分の為、チームの為に腐らず頑張れる仲間がいるからこそ、自分が充実したサッカーの時間を過ごせるという事を。


俺はレギュラーだから。。。とか、お前はベンチ外だからとかで、態度や言動しているとかではありませんが、無意識な態度や言動は自然と相手に伝わってしまうものです。

そういう所から、チームの和は乱れ、崩壊していきます。

お互いに思いやりの気持ちを持ち、リスペクトしあわないといけません。

優しくなりなさいと言ってるわけではありません。

本気でサッカーに取り組み、仲間にファール覚悟でプレーし、サッカーの事なら口喧嘩もしたら良いと思います。

紅白戦をして、負けて悔しい気持ちを持てるのは幸せなことです。

チームメイトに感謝し、日々本気でサッカーに取り組みましょう。